Google、「Gemini 2.5 Pro Preview（I／Oエディション）」の早期アクセス版をリリース

　グーグル（Google）は、Google I／Oに先立ち「Gemini 2.5 Pro Preview（I／Oエディション）」の早期アクセス版（ベータ版）をリリースした。

　「Gemini 2.5 Pro Preview（I／Oエディション）」では、コーディング機能、特に魅力的なインタラクティブウェブアプリの構築機能が大幅に強化された。今回のアップデートでは、コード変換、コード編集、複雑なエージェントワークフローの開発などほかのコーディングタスクでも機能を改善した。

　これにより「Gemini 2.5 Pro」は現在、「WebDev Arenaリーダーボード」で前バージョンに比べ147Eloポイントを上回りトップに立った。さらに、「VideoMMEベンチマーク」で84.8%のスコアを記録している。

　「Google AI Studio」と「Vertex AI」を通じて利用できる。また、Geminiアプリでも利用可能で、Canvasなどの機能をサポートし、誰でも簡単な操作でコードを操作しウェブアプリを構築できるとのこと。

　今回のアップデートは本来、20日、21日に開催される「Google I／O」でのリリース予定だった。しかし、ユーザーからの熱意を受け、いち早く開発ができるように早期リリースをした形だ。