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シャープ「AQUOS wish5」を発表、防犯アラート機能搭載で6月下旬発売

シャープ「AQUOS wish5」を発表

 シャープは、Androidスマートフォンの新機種「AQUOS wish5」を6月下旬以降に発売すると発表した。グローバルモデルとして展開され、日本のほか、台湾やシンガポールでも順次発売される。

 ディスプレイは、約6.6インチの液晶ディスプレイ(720×1612、120Hz駆動)を搭載。5000mAhの大容量バッテリーを搭載するほか、充電中に電池容量が90%になると充電を停止する「インテリジェントチャージ」機能を搭載。充電しっぱなしによるバッテリーの劣化を抑え、より長く端末を利用できる。

 また、スマートフォンとして初めて、本体を振るだけで大音量の警告音を発する「防犯アラート機能」を搭載。カバンやランドセルに入れたままでも振動に反応し、万が一の場合に即座に周囲に伝えられる。アラート発報時は、事前登録した連絡先に自動で電話を掛け、SMSで位置情報を発信するので、離れた家族や友人にも通知できる。

 AI機能としては、電話アシスタント機能を搭載。過去の特殊詐欺の事例などをもとにAIが通話内容を解析し、不審な通話をブロックする。また、留守番電話に録音された内容をテキスト化できる。

 本体デザインは、先代モデル「AQUOS wish4」から引き続き「miyake design」が監修し、自由曲線が印象的なデザインを継承している。

主な仕様

 本体の大きさは約166×76×8.8mm、重さは約187g。

 チップセットは「MediaTek Dimensity 6300」で、先代モデル「AQUOS wish4」と比較してCPU性能で約20%、GPU性能で約13%機能向上している。

 メモリーは4GB、ストレージは128GB。ストレージを最大4GBメモリーに充てる仮想メモリー機能や、最大2TBまでのmicroSDカードが利用できる。

 ディスプレイは約6.6インチの液晶ディスプレイ(720×1612)を搭載。

 カメラは、背面に約5010万画素(25mm、F値1.8)のメインカメラ、前面に約800万画素(26mm、F値2.0)のインカメラを備える。

 通信関連の仕様として、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.3をサポート。SIMはnanoSIMとeSIMのデュアルSIM(DSDV)を利用できる。

 バッテリー容量は5000mAh。防水防塵性能はIPX5、IPX8、IPX9/IP6X、耐衝撃性能はMIL-STD-810Hに対応。

 このほか、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC機能、顔認証と指紋認証機能を搭載。また、3.5mmオーディオジャックを備える。

 本体カラーは、「MISORA(み空)」、「NADESHIKO(撫子)」、「WAKABA(若葉)」、「YUKI(雪)」、「SUMI(墨)」がラインアップされる。