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ソフトバンクとCubicが戦略的パートナーシップ締結、複数の衛星通信事業者と連携
2025年6月6日 13:17
ソフトバンクとCubicは、地上のモバイル通信ネットワークと、衛星通信など非地上系のネットワーク(NTN)を融合させ、Software Defined Vehicle(SDV)やその他の高価値なモビリティ資産がシームレスにいつでもどこでもつながる「ユビキタスネットワーク」の実現を目指し、戦略的パートナーシップを締結した。
パートナーシップは、両社が2024年に実施したグローバルな戦略的提携の一環で、今後数年以内にコネクテッドカー向けのユビキタスネットワークソリューションの商用化を目指す。
農業や輸送関連の車両メーカーでは、地上のモバイル通信が圏外になるエリアでも、車両が常時インターネット接続できることが重視されている。信頼性が高くシームレスな通信環境が確保されることで、車両の予防保全や安全機能、テレマティクス、ナビゲーションなどの重要な機能を、確実に稼働可能になる。
今回の戦略的パートナーシップは、地上と上空のネットワークを融合させることで、世界中のコネクテッドカーに向けて、ユビキタスネットワークの提供をめざす。
今後、ソフトバンクとCubicは複数の衛星通信事業者と連携しながら、幅広いパートナーシップを構築する。なかでも、Cubicはこの戦略に基づいてIntelsat、Skylo、Viasatなどとの取り組みを積極的に展開する。