みんなのケータイ

iDとVISAのタッチ決済は、どちらを使うべき?
【iPhone 16 Pro】
2025年5月20日 00:00
みなさんは、スマホのキャッシュレス決済にどのサービスを使っていますか? 筆者は複数のサービスを使っていますが、優先順位としては、まずNTTドコモの「iD」。「iDは使えない」と言われたら「Suica」。それもダメだと言われたら、「クレジットカードのタッチ決済は使えますか?」と聞き、「VISAのタッチ決済」を使っています。
「PayPay」もときどき使います。僕の周りではPayPayをメインに使っている人が多く、食事の割り勘のお金をPayPayで受け取ることもあり、自然に残高が貯まるんですよね。キャッシュレス決済はPayPayしか使えないという店もあるので、そんなときに役立っています。
ですが、最近、その序列が変わりつつあります。iDを使うことが減り、VISAタッチを使うことが増えているような……。いや、どちらを使うべきかを迷っていると言ったほうが正しいでしょう。
筆者は「Apple Pay」に三井住友のVISAカード(ANAカード)を登録しています。つまり、iDとVISAのタッチ決済の両方を利用できるわけです。iPhoneでiDが使えるようになったのは2016年10月からだったと記憶していますが、それ以来、使っているので、レジで「iDで」と言うのが半ば習慣になっています。
2021年5月からVISAのタッチ決済も利用できるようになりましたが、「VISAで」と言うべきか、「クレジットカードで」と言うべきかがわからず、しばらく使っていませんでした。
使ってみようと思っても、「クレカは使えますが、タッチには対応していないんですよ」と言われ、カードを出したり、暗証番号を入力したりと、逆に決済に時間がかかってしまうこともありました。
近頃、クレジットカードのタッチ決済に対応する店が増えていますよね。一部の交通機関でも使えるようになり、これから、さらに普及に弾みがつくのではないかと思います。
「iDではなく、VISAタッチで決済したほうが多くのポイントがつく場合がある」と聞き、どちらも使えそうな店では「クレジットのタッチ決済はできますか?」と聞いてみることも増えました。
ただし、どこで買い物をすればポイントが増量されるかは調べておらず、実際にポイントが増えているかどうかもわかっていません。
iDがFeliCaを使う日本国内だけのサービスであるのに対して、クレジットカードのタッチ決済は世界共通のサービスとして普及中。
今後、スマホのキャッシュレス決済は、クレカのタッチ決済が主流になっていくのではないかと予測しています。
ですが、iDとVISAタッチのどちらが好きかと言えば、僕はやっぱりiD。決済の手軽さには差はないのですが、決済時に鳴る音が好きなんですよ。「ティントン♪」というハープを奏でるような音で、一瞬、楽しい気分になります。
VISAタッチの決済音はリーダーによって異なりようですが、わりと短く、あっさりした感じ。iDの「ティントン♪」のような余韻がないんですよね。
おサイフケータイのサービスが始まった当時、知り合いの女性編集者が「シャリーン♪という音が好きで、何度もEdyを使いたくなっちゃう」と話していて、「そんな人もいるのか?」と不思議に思ったのですが、今となっては、僕も決済音って大事だよなぁ~と思っています。