本日の一品

お気に入りのポストカードを展示できる、無印良品の収納ケース

 美術展や原画展などの展覧会に行った際の楽しみといえば、何と言ってもミュージアムショップです。特別展の場合は会期中のみの限定グッズが販売されていたりして、あれもこれも欲しくなってしまいます。ここでぜひオススメしたいのが「気に入ったポストカードを3枚だけ買う」こと。

無印良品の「フォトフレームにもなるポストカードケース」。

 筆者がよく聴くラジオ番組で紹介されていた方法で、あらかじめ3枚と限定することで、自分が本当に気に入った展示物が何だったのかを再認識できますし、引いては展示物に接した際「これのポストカードがあったら買おう」と意識を向けるようになって、見る目も変わります。

 そんなわけで展覧会に行くたびに3枚ずつポストカードを購入していたところ、家に結構な量のポストカードがたまってきてしまいました。

 またポストカードサイズの紙は映画・アニメ・音楽などのグッズとしてもよく配布されるので、ほうっておくとどんどんたまってきてしまいます。

 クリアファイルに挿して整理していたものの、クリアファイル自体に保存可能な枚数は良いところ数十枚。いくらファイルがあっても足りません。そんな状況を解決するのに最適な製品が無印良品から販売されました。「フォトフレームにもなるポストカードケース」です。

フレーム部分を外すと蓋があります。ここに展示したいポストカードを挟むことができます。
蓋を外した状態。右下に見えるのは蓋に貼るためのコーナーシールです。

 本製品はポストカードを約150枚入れて保存できるケースです。面白いのは蓋の部分がフォトフレームになっていて、特にお気に入りの1枚などを簡易的に額装する形で展示できること。

 展示するポストカードは、展覧会に行って新しいポストカードを仕入れるたびに展示するものを入れ替えても良いでしょうし、お気に入りのジャンルごと複数個を購入して、フレームに入れるもので何の箱なのかを識別できるようにしても良いでしょう。

 いずれにせよお気に入りの1枚を展示することで、箱にしまっておく行為にひと味加えられるのが良い感じです。

どんどんポストカードをしまえます。左のはポストカードが入っていた封筒で、これが収まらなかったのが残念。
とっておいたチケットやシールなどの関連グッズもいっしょにしまっておけます。
最終的に選んだ1枚を蓋に装着して展示用に。ただ箱がおいてあるのとは異なる趣があります。

 製品自体はポストカードケースとなっているものの、当然のことながらサイズ的に収まるものなら何でも入れておけます。推し活をしていると際限なくたまってきがちな写真やシールなどのグッズの整理にも最適です。

 それにしても昨今、無印良品はこの手の「推し活」を応援するグッズのラインナップが充実してきて、頼もしい限りです。

難点はサイズの大きいものや、こういう変形ポストカード(?)はしまえないこと。これらは元のクリアファイルに保存するほかありません。

 とりあえず家にあるポストカードをしまったところ、1箱がほぼ埋まってしまったので、もう一つ購入しようと思っています。2つ並べてもおしゃれな本製品。ポストカードなどのグッズがたまりがちな方にはぜひオススメしたい一品です。

製品名発売元価格
フォトフレームにもなるポストカードケース無印良品790円