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Galaxy Unpackedまとめ、「Galaxy Z Fold7/Flip7」や「Watch8」などが日本で発売 「Flip7 FE」の発表も
2025年7月10日 01:51
サムスン電子は、新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催し、フォルダブルスマートフォンの最新モデル「Galaxy Z Fold7」「Galaxy Z Flip7」「Galaxy Z Flip7 FE」を発表した。このほか、スマートウォッチ「Galaxy Watch8」シリーズと「Galaxy Watch Ultra(2025)」も披露された。
Galaxy Z Fold7
「Galaxy Z Fold7」は横折り型のフォルダブルスマートフォン。折りたたんだときのサイズは約72.8×158.4×8.9mm、重さは約215gで、「Galaxy S25 Ultra」と同等のサイズ感となった。カメラには2億画素の広角カメラを搭載し、性能も「Galaxy S25 Ultra」に迫る。
OSはAndroid 16ベースの「One UI 8」を採用。大画面に最適化されたAI機能により、マルチタスク操作もより快適に行えるようになった。また「Gemini Live」を利用すれば、表示中の画面についてAIエージェントと会話しながら操作や情報取得が可能。例えば、街中のポスターをカメラで読み取ってイベントの予定をカレンダーに登録する、といった使い方もできる。
価格は256GBモデルが26万5750円、512GBモデルが28万3750円、1TBモデルが32万9320円。カラーバリエーションは「ブルー シャドウ」「シルバー シャドウ(256GB/512GBのみ)」「ジェットブラック」に加え、オンラインショップ限定の「ミント(256GB/512GBのみ)」を用意。8月1日に発売、7月17日から予約を受け付ける。
Galaxy Z Flip7
「Galaxy Z Flip7」は縦折り型のフォルダブルスマートフォン。サブディスプレイはフルスクリーン化され、ベゼル幅は1.25mmに。開いたときの厚さは6.5mmで、縦折りスマホとしては最薄をうたう。
また、サブディスプレイからは「Now Brief」にアクセスし、パーソナライズされた情報の確認が可能。さらに、フレックスモードでは「Gemini Live」を使い、着る服の相談や、服に合わせたメイクの提案などもAIと対話しながら行える。
価格は256GBモデルが16万4800円、512GBモデルが18万2900円。カラーバリエーションは「ブルー シャドウ」「ジェットブラック」「コーラルレッド」に加え、オンラインショップ限定の「ミント」を含めた4色展開。8月1日に発売、7月17日から予約受付を開始する。
Galaxy Z Flip7 FE
「Galaxy Z Flip7 FE」は、Galaxy Zシリーズ初のFEモデルとなる縦折り型フォルダブルスマートフォン。OSにはAndroid 16ベースの「One UI 8」を採用し、「Galaxy Z Flip7」と同等の機能やAIが利用可能。
一方で、チップセットに「Exynos 2400」を搭載するなど、価格を抑えた仕様となっている。なお、日本での展開は現時点で発表されていない。
カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色。価格は128GBモデルが899.99ドル(約13万円)、256GBモデルが959.99ドル(約14万円)。
Galaxy Watch8シリーズ/Galaxy Watch Ultra(2025)
「Galaxy Watch8」シリーズは、前モデルと比べて約11%薄型化されたスマートウォッチ。「One UI 8 Watch」を搭載し、血管負荷や抗酸化指数の計測、就寝時刻のガイダンス、ランニングコーチ機能といったヘルスケア機能を備える。また、スマートウォッチとして初めて「Gemini」を搭載。
「Galaxy Watch8」は44mmと40mmの2サイズ展開で、カラーはシルバーとグラファイト。価格は40mmが5万7900円、44mmが6万2900円。「Galaxy Watch8 Classic」は46mmで、カラーはブラックとホワイトの2種類。価格は8万2900円。発売は8月上旬以降、予約は7月17日から受け付ける。
「Galaxy Watch Ultra(2025)」は、最新の「One UI 8」を標準搭載し、ストレージ容量が64GBに拡張されたモデル。新色の「チタニウムブルー」を追加した全4色展開で、価格は12万6940円。発売は8月上旬以降、予約は7月17日から開始される。