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auから通信の“快速レーン”「au 5G Fast Lane」を発表

 KDDIと沖縄セルラーは、無線リソースをほかのユーザーより多く割り当てるサービス「au 5G Fast Lane」を7月1日に提供を開始する。同社の料金プラン「auバリューリンクプラン」(6月3日提供開始、マネ活プラン含む)や「使い放題MAX+5G」、「auマネ活プラン+」を契約するユーザーが利用できる。

 「au 5G Fast Lane」は、5G通信時に利用でき、一般のユーザーより相対的に多くの無線リソースを割り当てることで、混雑したエリアでも快適に通信ができるサービス。イベント会場などで通信が混雑する場所でもSNS投稿などが快適に行える。

 フィールドトライアルでの結果を見ると、山手線乗車時(2024年11月測定)には一般ユーザーと比較して約1.8倍、大阪・関西万博の会場(2025年4月測定)では約2.2倍、ダウンロードのスループットが高かったという。

 「au 5G Fast Lane」の利用には、5G SA契約と5G SA対応のスマートフォンが必要。なお、KDDI代表取締役社長 CEOの松田浩路氏は、今回のサービスはネットワークスライシングを使ったサービスではないとしている。